権現山

えん堤奥の新緑
  登り口

4/25、半日で登れる山を探し、畦ヶ丸の途中にある権現山を思い出した。

檜の林

急いで地図を調べると、低いと思っていたその山の高度に驚いた。

 
痩せた尾根

1138m、大山と100m位しか差が無い。それでも桧洞丸に近い方がツツジの情報集めには適しているので、ここに向った。我が家を6時過ぎに出発した。

左に巻く

外に出たら手袋が必要なくらい寒かった。取りに戻ると愛する妻がうるさいので我慢をした。 西丹沢の最初の吊橋は橋上の板が欠損している箇所があった。(子供は危険)

尾根筋から

自然教室前で偶然にTさんと彼の友達に会った。そう言えばキャンプをすると言っていたが、今日だったんだ。

氷塊

沢筋を登り始めて2本目の橋で先を行っていた家族のグループが立ち止まっていた。女性が怖くて橋が渡れないらしい。

なだらかな尾根

暫くして、諦めたらしい。ここは登るにつれて、木橋も傷んでいるところが多い。引き返す判断は間違いではないと思う。

崩れた道

7時50分に西丹沢自然教室を出発し、畦ヶ丸との分岐に8時20分に到着。ここから権現山への登りが始まる。

突然富士山が

檜の人工林をクネクネと登ると10mほどの痩せた鞍部に出る。山の左側の巻き道を更に進むと左の沢にぶち当たる。(8:35)

大室山が

そこをまた右に折れるが、山の左斜面に作られた道を登り続ける。8時50分、尾根道になると右手には善六のタワが見える。

 

雪とツツジ

そこを更に進むと、また人工林にぶつかる。ここでは昨日の雪が氷塊となってパラパラと降ってきた。その林を抜けると”権現山0.7km”の道標が右手にある。(9:05)ここでなだらかな尾根歩きとなるが、次の”0.6km”の道標からまた急坂になる。

 
また急坂

左側が大きく崩れ、道もえぐれているところを越える。倒れた木が橋の役をしている。(9:10)ホット一息付き右を見ると富士山が、左には大室・加入道山が見える。昨日の雪がまだここでは残っていた。

頂上

その中にツツジが咲いていたので写真に収めた。頂上はそのまま歩けば9時半には到着した筈である。

写真に夢中になり到着が10時近くになった。

頂上からの眺め

頂上は木々が多く遠くまで見えるのは南側の僅かな場所しかない。しかし、ここから見る景色もなかなかのものだった。そして、ツツジの木が多い事もこの山の楽しみでもある。